続かない原因は目標の立て方
何をやっても三日坊主、と言うか、三日も続かない。勉強、習い事、運動など、これまで続いたことがない。この続かない原因は目標の立て方にあるかもしれません。例えば健康のためにランニングをしようと決めたとします。その時に「毎朝出勤前に2km走る」とか「週に3回は走る」というような目標設定をする方は多いのではないでしょうか?
私ならこういう目標の立て方はしません。なぜなら、毎日〇〇する、週〇〇回はやるというのだと、数日サボってしまうとすぐに目標未達ということになってしまい、ますますやる気が起きなくなります。
こういう場合私は「一ヶ月で20km走る」という目標にします。毎週5km走れば4週間(一ヶ月)で20km、平日に1kmずつ走って1週間で5kmというやり方もあれば、週末にまとめて5km走るという方法もあります。さらにこれのポイントは、仮に仕事が忙しくて2週間まったく走れなかったしても、残りの2週間で20km走れば目標クリアできます。最悪月末までサボってなにもしなかったとしても、最終日に20km走ればOKです。
複数の事を同時にやる方が続く
さらにおすすめのやり方があって、一つの事だけに集中してやるより複数の事に同時にチャレンジする方が続いたりします。例えば先ほどの「一ヶ月で20km走る」というのと同時に「読書」や「ブログを書く」という事を同時にやってみます。その際も目標の立て方が大切で、読書の場合は「毎日10ページは読む」とし、ブログは「週に1本書く」というように、期間を変えて設定します。
日別、週別、月別など期間を変えた目標を設定することで、一つの事をサボってしまっても、他の二つの事はできたという状態が作れるので、サボった自分を許しやすくなります。また、二つはクリアしているという成功体験が自信にも繋がり、次月はもう一つの目標もクリアしようという意欲が湧きます。これが一つしかないと、それがクリアできなかった時には失敗体験だけになってしまい「もういいや。」となってしまうリスクが高いのです。
5年とか10年とか長い目で見て続けていくことが重要なので、その間にサボる月があったりしてもOK。また全部が達成できなくてもOK。それはそれとして、できなかったことだけに目を向けるのではなく、できたことをちゃんと認識しましょう。そうやって途中でサボっても、また再開しやすい状態を作っておくと意外と継続できます。この方法けっこうおすすめなので、続けるのが苦手という方はぜひ試してみてください!