2019.07.10

営業職の種類を就活・転職前にチェック!形態や手法、環境別に解説

ここでは営業職の種類について解説します。

一口に営業職と言っても、形態や手法などがいろいろあります。これから営業職を目指して就活や転職活動をする方へ、本当に自分がやりたい営業職に出会うために、営業職の種類をしっかり理解しておきましょう。

【営業形態別】営業職の種類

営業形態で営業職の種類を分けられます。その種類は3つ。

メーカー営業

自社製品を販売する営業職のことを「メーカー営業」といい、自社で製造した商品やサービスの営業がメインの業務です。

代理店営業

自社の商品やサービスを代わりに販売する代理店開拓をしたり、既存の代理店への営業サポートが業務となる営業を「代理店営業」といいます。
取り扱う会社が複数になることもあり、幅広い商品知識が必要です。イメージしやすい業界としては、保険代理店や携帯電話の販売ショップなどがあります。

【顧客別】営業職の種類

営業職は相手とする営業先の違いもありますので、ここもしっかりチェックしておきましょう。

法人営業(BtoB)

企業を相手にする営業職のこと。取引量によっては、大きな売上を見込めて大きなお金を動かせることも。
法人営業はまず実務担当者との商談が必須です。アポイント取り、商品やサービスの売り込みや見積提出などを行い、場合によっては担当者の上司(決裁権を持つポジションの人)との相対も必要になります。

個人営業(BtoC)

言葉の通り、個人を相手に営業する営業職です。法人営業とは違い、個人へ商談を行い、その方から契約(報酬)をもらうため、スムーズに進めば法人営業よりもスピード感があります。

個人営業はコミュニケーション能力はもちろん、顧客へきめ細やかなフォローをすることで関係作りができます。

【手法別】営業職の種類

営業職は手法によっても分類されます。自分が得意だったり抵抗のない手法を選びましょう。

新規開拓営業

新しい顧客を増やす営業職です。電話やメールなどでアポイントをとったり、飛び込みで訪問するなどの方法を取ることが一般的です。初対面でも物怖じしない性格だったり、フットワークの軽い方に向いているでしょう。

ルート営業(セールス)

既存の取引先のフォローを行う営業のこと。新商品や売上アップの提案などを行っていきます。
丁寧に情報提供を行ったり、顔を出すことで関係性が築かれていきます。筆者はメーカーでのルート営業の経験があり、「発注外しちゃったから助けて!」などと連絡がきたりすることもあり、御用聞きとして臨機応変な対応を求められたことも多々あります。

反響営業

反響営業はテレビやラジオ、インターネットなどで商品やサービスの広告を流し、それを見た顧客からの連絡に対応する営業のことをいいます。分譲マンションなど不動産のチラシを見たお客さんからの問い合わせに対応する、というのが分かりやすい例かと思います。

反響営業は、問い合わせしてもらえるような広告作りのスキルや、実際に問い合わせがあったときに契約成立させるため、相手の話を聞いて解決する力やプレゼン力などが問われます。

【働く環境別】営業職の種類

営業職は働く環境が社内か社外かによっても分けられます。

内勤営業

会社内や店舗で営業活動を行います。保険代理店や旅行代理店、テレフォンアポインターなどが内勤営業にあたります。

外勤営業

社外に出て営業活動を行うこと。資料作りなどをする時以外は、外で営業活動を行う時間が長くなります。体力的には外勤営業が大変ではありますが、スケジュールを組むのは自分次第というメリットも。

営業職の種類以外に気になることをお答えします!

ここまで営業職には様々な種類があることをお伝えしましたが、その他に営業職を選ぶにあたって気になるポイントを解説します。

女性も営業職になれる?

「営業」と聞くとバリバリ働く男性をイメージしがちですが、営業職として活躍する女性もたくさんいます。
一般的に、女性は男性に比べて人当たりが柔らかい印象があります。顧客の話を丁寧に聞き、コミュニケーションを取ることで顧客との信頼関係を築いていけます。

ガツガツ数字を取るために売り込む!! という営業手法もありますが、女性ならではの営業アプローチもたくさんありますので、女性で営業をやってみたいと思う方はぜひチャレンジしてみましょう。

ただ、女性が営業職として働くうえでチェックしておきたいポイントも。

  1. ・比較的残業が多い
  2. ・ライフイベント(結婚や出産など)後の仕事の両立
  3. ・同僚や上司に男性が多い場合のコミュニケーション

上記については、面接などでもし勤務状況を知ることができるならチェックしておいたほうがいいでしょう。

なお、筆者は営業職として働いていた時、同じ部署に女性が誰もいなかったため、初めのうちは男性上司とのコミュニケーションに苦労しました。日頃から仕事を手伝ったり、何か問題があるときは早めに相談することが重要だったように感じます。社外との調整ももちろん大変ではありますが、意外と社内の根回し能力も重要です。

おすすめの営業職の種類はある?

営業職には様々な手法や種類があります。このため、自分の性格ややりたい方法を明確にして、仕事を選ぶことがおすすめです。

例えばですが、気持ちの切り替えが苦手だったり、メンタルが弱いと感じる方は、新規開拓や飛び込みなどは避けておくなど、明らかに「できなさそう」と思う営業職は避けるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「営業職をやりたいけど、どういうタイプがいいのかわからない」とお悩みの方は、ぜひステップ就職にご相談ください。就活パートナーがあなたのお仕事探しをサポートします。
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