五月病とは?
こんにちは。就活パートナーのヤマトです。
学校や会社に行きたくない、なんとなく体調が優れない、集中力が低下して授業や仕事にならないなどの状態を総称して「五月病」と呼びます。初期の症状では、やる気が出ない、食欲が落ちる、眠れなくなるなどがあります。これらの症状をきっかけとして、徐々に体調が悪くなり、欠席や欠勤が続くことがあります。
五月病の主な原因はストレスだと言われています。進学や就職、転居などで環境の変化が多い新年度は、ストレスが溜まりやすい時期なのです。環境が大きく変わったことで周りにうまくなじめないという人は、ストレスを溜め込みやすいので特に注意が必要。また、適応障害やうつ病といった病気の可能性もあるので、一人で抱えこまず病院を受診したり、周りの人に協力を求めるようにしましょう。
五月病を予防するためには、ストレスを溜めないことが一番。好きなことをする、好きなものを食べるなど、自分なりのストレス解消方法を見つけておくといいですね。また、運動や規則正しい生活を心がける、同じ境遇の仲間同士で悩みを共有することも、予防には効果的です。
「やる気スイッチ」の入れ方
では、そういう状態から抜け出すにはどうしたらいいのか?ここからは脳の性質を利用したやる気を出す方法について話をしていきます。
テスト勉強をしないといけないのに気づくと部屋の掃除を始めていて、これがモリモリ進んでしまうという経験はありませんか?これ実は脳の性質で、頭で考えるよりも、実際の動作の方が脳に強い影響を与えます。さらには、一度その行動を始めるとのめり込んでしまうという性質もあり、先ほどのテスト勉強中に掃除を始めたら止められなくなるというのが起こるのです。
脳の中にはこういった「やる気スイッチ」というものがあり、それは行動によってスイッチが入ります。
つまり、勉強をしなくてはいけないなら、まずは机に向かって教科書なり参考書なりを開く。資料づくりをしなければいけないなら、資料作成のアプリやファイルを開き打ち込み始める。メールを開いたら。返信を書き始める。このように「やり出す」ことでだんだんとのってくるのです。
つまり、何かをする時に、まずは頭で考えてから脳で指令を出して行動しているのではなく、人は行動してから考えるというのが、心理学や脳科学の分野では常識になりつつあります。重要なことは「とにかくやり始める」ことなのです。
この時期はどうしてもやる気が出ないなという方は、こうした脳の性質を利用して「頭で考えるよりも、まず行動」というのを心がけるといいかもしれないですね!
以前のブログでも、行動することの大切さについて書いているので、良かったらこちらも参考にしてみてください。