2023.10.03

仕事も生き方も、周囲を頼りながら、自分なりの正解を作っていきたい

「働く」について考えているあなたに、世の中の働く人や素敵な会社をお送りする「いろんな会社、いろとりどりの働く人インタビュー」企画、第2弾です。
いろいろな会社の若手社員の方に、生い立ちや学生時代のエピソード、過去の辛い経験やそれを乗り越えた体験談、現在の会社と出逢ってからの変化、いま笑顔で働くことができるわけなどを語っていただきました。
共感できる部分や、この会社なら働きたいと思える会社をぜひ探してみてください。

今回インタビューした会社:株式会社吉村


株式会社吉村は、パッケージを一貫生産している会社です。袋を作るだけではなく、こんなことまでやるの?という活動までしています(周辺の販促物作成だけではなくて、業界のモニタリングや勉強会など)。それは、「想いを包み、未来を創造するパートナーを目指します」という企業理念があるからです。
社内はと言うと、超 人系。社員一人一人が主人公の会社です。

*株式会社吉村の魅力的なポイントや詳しい企業情報は、この記事の後半に記載しています。
この会社が気になる方・読んでいただいてのご感想・その他どのようなことでも、
こちらからお気軽にメッセージをお送りください!

今回の登場人物


《 働く人 》
齋藤 穂波美さん
「絵を描き続けた自分にはこの会社しか無いと、千と千尋の『ここで働かせてください!』状態で入社しました。」(静岡営業所所属のデザイナー)




《 働く人を支える会社の人 》
原田 直子さん
「強みと弱みは裏表という話がありますが、齋藤さんも体はあまり動かさなかったかもしれないけれど絵を描き続けたからこそ、今の仕事ができているんだと思います。」(九州営業所所属)

デザイナーとして商品の魅力を伝え始めて、5年目に

ー 早速ですが齋藤さん、自己紹介をお願いします。

齋藤さん:株式会社吉村 クリエイティブデザイン部 齋藤穂波美と申します。
1994年生まれです。4年制大学を卒業後、2017年に現在の会社に新卒で入社しました。2021年の春で勤続5年目がスタートしました。
私の仕事内容はデザイナーです。主に営業さんがお客様から伺ってきた要望に沿って包装資材のデザインをする仕事です。自社製品のデザインもします。


ー 「デザイナー」ってよく耳にしますが、どのようなことをされるのですか?


齋藤さん:弊社は食品包装資材の企画、製造、販売をしている会社です。企画発生時からお届けまで一貫して自社で担っています。
仕事内容は茶袋のデザインを占める割合が大きいです。それに付帯して販促品(チラシ・シール・帯・のぼり)もデザインする事が多いです。単に作って終わり ではなく、商品の魅力が伝わるにはどうしたら良いのか考えます。お客様と共にブランドを育てる事を大事にしています。
私は絵を描くのが昔から好きで得意なので、イラストメインの商品を担当する事が多いですね。


先生に絵を褒められたことがすべてのきっかけだった

ー ただ作るのではなく、お客様と共にブランドを育てる…!お客様にとっては商品の明暗を左右する、とても重要な役割なのですね。昔から絵を描くのが好きだったという齋藤さんご自身は、幼少期から現在まで、どのような人生を歩まれてきましたか?

齋藤さん:ずっと絵を描いている人間です。幼児期から現在に至るまでずっと絵と共にある生き方です。
モチベーショングラフを書いてみたら案外アップダウンが激しくて、自分でも驚きです。


ー モチベーショングラフを拝見すると、絵を楽しめている時と人間関係や仕事で辛い時の差がかなり大きいように思います。もう少し詳しく教えていただけますか?

齋藤さん:グラフにも簡単に書いてみたのですが、ポイントを6つにまとめるとこのあたりでしょうか。
①② 幼少期:絵が得意な子どもでした。
⇨ どこにでもいる普通の児童です。友達はそこそこ居て、運動と勉強は得意ではないけれど特段落ちこぼれでもない児童です。先生に絵をべた褒めされた事がきっかけでお絵描き大好き人間になります。

▲年少の時に褒められた絵

③ 中学時代:人間関係に苦しみます。
⇨ 勉強も人間関係も極めて困難になりました。小学校の時とは違う学区の子もいたり、一方で仲が良かった子とは離れてしまったり、大人しい生徒だったので主張が強い子とは折り合いがつかなくなってしまったり…気付いたらクラス内で孤立してしまいました。スクールカーストの下層部です。
先生や家族に助けを求めても「自己責任でしょう」というような反応をされたりと裏切られることが多く、次第に人間不信に陥り、「誰も助けてくれないなら自分の身は自力でどうにかするしかない」と思うようになりました。この時もお絵描きが心の拠り所でした。


④ 高校時代:友人が増えて、とても楽しかったです。
⇨ 美術系の学科がある進学校に入学しました。中学時代のこともあったので最初は斜に構えていましたが、少人数制のクラスで大半の子と仲良くなりました。デザイン専攻です。
好きな絵を描く中心の生活になり、中学時代に形成された認知の歪みが和らいでいきました。

⑤ 大学時代:就活は大苦戦しました。
⇨ 大学は学園内の造形学部に進学。絵を使った自己表現を専攻していました。
就活は売り手市場であるのにもかかわらず大苦戦し、世間では内定式を終えた後に吉村を受け内定をいただきました。
本当は上京して働きたくて何社も受けたのですがことごとく全部落ちてしまって…。吉村を受ける前にある就職エージェントを頼っていたのですが、自分の希望条件(土日休みたい、仕事も生活も大事にしたい)を提示したら「そんなの甘えだよ」と言われてしまい…泣きながらハローワークに行きました。その時ハローワークで応募したのが吉村です。

⑥ 吉村に入社後:働きながら、自分に合った働き方を模索しています。
⇨ 先述の就職エージェントの担当者に心ない言葉を浴びせられたことで芽生えた反骨心から、仕事をがむしゃらにこなしていました。
ところが入社1年が経過した辺りから次第に心身に違和感を感じ、精神科に行ったところ「うつ状態」と診断され3ヶ月間休職しました。
現在も通院が続いていますが「身の丈に合った頑張り方をする」暮らしをしています。


任された仕事を終わらせられない自分自身に苦しんだ

ー 就活は大苦戦されたとのこと。どういう流れで吉村に決めたのでしょうか?


齋藤さん:世間では内定式が終わった後の季節に“無い内定”の状態。
新卒ハローワークに行ったらデザイン系の求人票が出ていましたので、車で通勤できる範囲内かつ好きな事が出来る仕事はここしかないと思い決めました。
何かと「ブラック企業」という言葉が叫ばれる中、会社、社会ってトップダウンで搾取されるもの、背中を見て覚えろと思っていたので風通しの良い社風に惹かれました。
絵ばかり描いて生きていたので自分がクリエイティブでない仕事をしている事が想像出来ませんでした。もしも一般の店員になっていたとしても恐らくただ生きている時間を浪費するだけでやりがいは感じていなかったと思います。


ー なるほど、吉村の条件が齋藤さんにとってはかなり合っていたのですね。ただ、入社して1年ほどで休職とおっしゃっていました。休職までどのような辛さがあったのでしょうか?

齋藤さん:就活でたくさん落ち、千と千尋の「ここで働かせてください!」状態だったので、入社が決まった時はとても嬉しかったんです。
「拾われた」と思うほどでした。だからそれに報いなきゃ、頑張らなきゃ!という気持ちでした。
自分の条件にも合った吉村に入社できたので、就活時に傷つけられた就職エージェントの人を見返したいというような反骨精神もモチベーションとなり、がむしゃらに働いていました。

でも、やる気満々で入社はしたものの、最初は任された仕事を完遂できないということが苦痛だったんです。
新人だから仕事が終わったら先輩に引き継いで定時に帰るよう言われるのですが、終わらせられなかったことが申し訳なく、そんな自分が辛かったです。
私はここの会社に拾われたんだから頑張らなきゃという感情もあり、新人研修の時に「自分のキャパシティを超えた仕事をしないと成長しないよ」と言われていたことも頭にあるのにできていない、みたいな…。
ショックだったのは営業さんから「仕事が終わってないのに何で帰るの?」と怒られたりして…トイレにこもって泣きました。
自分はこの会社に入ってよかったのか?と思うようになってしまい、何でこんなことやっているんだろうと泣きながら帰ることもあったりして、そんなことがずっと続いてたのでなんかだんだん心身がおかしくなりました。

入社して初めての繁忙期の時期(1月)からだんだんなんか変だなと思い始めました。お風呂に入ったり歯を磨くのもなんだか辛いなとか好きだったこととかあんまり楽しく感じなくなったり。
休みの日も寝て過ごすことが多く、何もやりたくないし、会社のことを考えることをシャットダウンしたいから寝るみたいなことが3ヶ月続いたので、病院に行きました。
それから原田さんに休職の相談メールを送ったんです。
ヘルプのメールを送るかどうかもすごく悩んで書いては消し…を繰り返していました。結局すぐには休まずに次の診察まで働いてました。ちょうど新茶の時期で、任された仕事もあるからそれが心配で心配で…という感じで。
原田さんに新茶のことを心配している場合じゃないからと休むよう言われたり、最終的には医者が出した診断書に明日からと日付が書いてあったので休職に入りました。でもこの大事な時期に休むなんてと思われたらどうしよう と、休むのも怖かったです。


ー 休職は原田さんに相談したのですね。休職中も原田さんとはコミュニケーションはとっていたのですか?

齋藤さん:はい。よく相談していました。LINEでものすごく長文を送らせていただいたり、通話をしたこともありました。
私自身、考え方に変な癖がついているところがあったので、目からウロコな意見が多かったです。原田さんは一体人生何周目なのですか??仙人なんですか??笑

原田さん:私は九州営業所に所属していて、齋藤さんの採用にはあまり関わっていませんでした。入社すると聞いてポートフォリオを見せてもらって、齋藤さんの入社後3日間ほど研修に来てもらった時に接してからは、教育に関して静岡の現場に任せていたのですが、休職を機会に個人的にも連絡を取るようになりました。
いろんな話を聞いていくうちに、「こうあるべきとかこう思われてるに違いない」みたいな思考の癖があるねというような話をよくしていました。

休職から復帰した時も、完全復活という感じではなかったですよね?

齋藤さん:そうですね。お医者さんの決めた休職期間が終わったから出てきたって感じですね。

原田さん:うつに関してご家族の理解もちょっと薄いとのことでしたね?

齋藤さん:病院に行くことをあまりよく思っていない雰囲気でした。復帰の時に悪気はないだろうけれど「来週から復帰だね、頑張っていこうな〜」みたいなことを言われ…。

原田さん:うつ病の人に対する有名なNGワードを。

齋藤さん:そうです…それをどうして言っちゃいけないのかを伝える気力もないから理解を得るのも難しくて。なんかよくわからないものって感じに捕らえられていたと思います。


ー 完全復活ではなかったとのことですが、今こうして働くことができているのは何か変化があったのでしょうか?

齋藤さん:うつになる前の自分には戻れないと思っていて、感覚的に携帯が機種変したみたいな感覚です。割れたコップは元のコップじゃないみたいな。別の人になった感覚があります。
これはいい変化で、昔の自分より生きやすくなりました。

原田さん:こうじゃないといけない みたいなところが捨てられるようになった感じですか?

齋藤さん:捨てられるというか、そう思わなくなりました。昔は取り憑かれていましたね…。今はできないものは頑張れないと思うように自然とオートセーブできます。
昔は「できないかもしれないけど頑張ります」でしたが、今は「頑張れないものはできません」みたいな感じです。「であるべき思考」から「それでもOK」と自分に対して寛容になりました。

原田さん:できませんって言って周りからこう思われるかも…というのも気にならなくなったのかな?

齋藤さん:そうですね。その上、そもそもできる範囲で持つようになりました。調整できるようになりました。 入社時は新卒だし目立つし頑張らなきゃってのもありました。強烈にありました。認められたい欲も強かったんです。 でも認められたいと思って仕事をするのではなく、仕事をしていたら認めてもらえるようになってきたと感じます。

原田さん:齋藤さんの大ファンになるお客さんもいてそういうので成功体験につながったのかなと思ってるけど?

齋藤さん:そうですね…セーブした範囲でやりながらお客さんからいいねって言われた時、自分のやり方はこれでいいんだと思えるようになりました。

ー 齋藤さんご自身の考え方の変化の他に、働き方や会社としての変化もあったのでしょうか?

齋藤さん:私が復帰したあとすぐ静岡の先輩が1名入院して、私ともう1人の先輩だけになってしまった時に、「静岡救済るーむ」っていうチャットワークができました。静岡の仕事がいろんな部署に割り振られるようになりました。
あと、自分に直接仕事がこないよう、先輩が一度受け取って割り振るようにしてくれたのがとても安心でした。もともと新人に簡単なものがたくさん回ってくることが多く、自分はマルチタスクが本当に苦手なので、簡単だとしてもどんどん仕事が溜まっていくのがパニックだったんです。
静岡の仕事自体が他部署に割り振られたり、先輩がセーブしてくれたりして、徐々に「人に頼っていいんだ」って感じるようになりました。

原田さん:その中で徐々に成功体験を積み重ねたと。順序が大事ですね…。
マルチタスクが苦手とか、稀に仕事受けてること自体忘れたりとおっちょこちょい(強)みたいなところがあって、ADHD気質があるとのことだったよね。

齋藤さん:そうですね。診断が降りているわけではなく、精神科の先生に相談した時は対策の話をしただけでした。今はツールに頼ってなんとかなっています。


得意なことをなるべく自由にやってもらえるように


ー 原田さんから見た齋藤さんはどんな方ですか?

原田さん:ユーモアがあり、おもしろワードで場を脱力させる力があります。この強みにより、お客様との本音を交えたコミュニケーションでファンを獲得しています。お客様と一緒に作った袋が完成するまでのヒストリーをホームページに掲載してくださるような、齋藤さんの大ファンみたいなお客様もいるんです。

あとは、好きなことはとことんする姿も印象的です。苦手なことや新たなチャレンジへは控えめだったり、失敗したら必要以上に打ちのめされている部分はあるのですが、やはりイラストなど得意分野をとことん続けてきたことで、貢献につながっています。

以前は目指すところがとても高く、現状の自分とのギャップに悩んでいるように見えましたが、最近は自分を客観視できてきていることで目指すところがちょうどよく、少しずつ成長しているように見えます。


ー 齋藤さんのよさを輝かせるため、原田さんは何を心がけていますか?

原田さん:得意なことをなるべく自由にやってもらうようにしてますね。
(得意不得意表というものがあってそれに沿って指名したり、仕事を人にお願いしたりしています。)

以前齋藤さんの「少しずつでも成長できればいいかな」という言葉通り、少しずつ成長しているというのが見えているので、このまま今のペースで続けてもらえれば「いつのまにかこんなところまで来た」となりそうだなと思っています。
あと一度お休みしたことがあったり、場を和ませたりといった能力があるので、後輩や周り人の立場に立った立ち回りができる人になる可能性もあるのではないかと期待しています。


ー 齋藤さん、期待されていますね!

齋藤さん:自分では本当にできてるか疑わしいところも、客観的に認められていることがわかって嬉しいです。(話してる時何度かガッツポーズをしていました。)


ー 社員一人ひとりに合った成長を考えてくれている、素敵な会社ですね。ちなみに、吉村の好きなところは何ですか?

齋藤さん:会社の好きなところは、入社前に持っていたイメージである風通しの良さです。あとはちゃんと意味のある仕事をしているかを見極めて行動するように呼びかけている事です。他の会社だとデザイナーなのにずっとプリンタを直しているということもあるようですが、うちはデザインをしっかりさせてくれます。


社員全員いろんな価値観や特性をもっている、それをお互いに知る機会を作りたいです。


ー やりがいを感じられそうな環境なのですね。今後吉村で実現させたいことは何ですか?

齋藤さん:ずっと表現者でいたいです。 デザインってお客さんの要望を落とし込んで作るのですが、作ったデザインってなんとなく個性が出てくると思うんです。これは誰が作ったかわかるみたいな部分で自己表現もできるし、それがいいねって言っていただけたらなおさらハッピーです。


ー 社員が「こうありたい」と思える会社…働いていて安心できる環境であることが伝わってきます。若手社員が輝くために、今後会社として実現させていきたいことや目標を教えていただけますか?

原田さん:社員全員いろんな価値観や特性をもっているということを、もっと知り合う機会を作りたいです。
現在齋藤さん自身が提案してくれたんですが、「デザイナーのプロフィール表」を作ったらどうだろう?というのが面白いなと思っています。デザイナーは全国の営業所に点在してるのですが、その離れたデザイナーに指名できるように、デザインの得意不得意の紹介とプラス自己紹介を載せようと考えています。
マルチタスクが苦手な人は急に電話で口頭指示をされるとパニックになることが多いよ〜とか、〆切を忘れてしまうことがあるのでチャットワークでタスクにしてくれるとすごく助かる といった特性(もちろん苦手なことだけじゃなくて好きなこととかも)を先に開示して知ってもらうというものです。

デザイナーは個性の強いメンバーがいるので(体が弱かったりセンシティブな人もいます)、みんなが困ってるからこうしましょう という呼びかけより「私はこれが苦手です」と個人を知ってもらう方がいい関係性を築けるんじゃないかなと思っています。
デザイナーだけでなく他の社員もいろんな人がいるので、そういう開示の場があると面白いなと思っていて、まずはクリエイティブデザイン部でこの取り組みをやってみたいなというところです。
※ちなみにお互いの価値観特性を知るという点で、会社としてもすでに類人猿診断ワークをやったりしています。

齋藤さんがお休みしてからクリエイティブデザイン部の中で いのちだいじに というワードが裏コンセプトのようになっています。現在クリエイティブデザイン部の中で「健康になりたいるーむ」というチャットルームがあり、心身に関しての雑談をしたり、齋藤さんも自身の経験を共有してくれたりしました。
強みと弱みは裏表という話がありますが、あまり運動せず絵を描き続けたからこそ今の仕事ができているし、繊細だからこそ人の思いに共感してそれを代弁すると言ったことができるのかなと思っています。
齋藤さんのお休みをきっかけに改善したこともありますし、失敗も未だにあります。完璧じゃないながらも私たち(会社)も成長しようとしています。自分にフィットした環境と仲間が最初はうまく見つからなくても、自分の働きかけで周りが変わることもありますし、諦めずに自分の居場所を作っていけるといいですよね。
齋藤さんが相談もせずに急に辞めていたら今みたいなチームじゃなかったかもしれないので、相談してくれてお休みして戻って来てくれて本当によかったと思っています。


いのちだいじに

ー 最後に、一歩を踏み出そう・新たな挑戦をしようとしている読者に、一言いただけますか?

齋藤さん:読者の方には自分を大事にしていてほしいです。精神科ってどこも空きがなくて初診が2~3ヶ月先の予約になってしまうんです。だからこそ、「いのちだいじ」にですね。 頑張りすぎないことが大事だと思います。しんどくなったら一回手を離しましょう。


齋藤さん・原田さん、一人の経験を会社が真摯に受け止め、よりよく働けるよう双方が変化を続けている様子が伝わってくるインタビュー、どうもありがとうございました!



株式会社吉村 企業情報

\ 私たちはこんな会社です /
パッケージを一貫生産している会社です。袋を作るだけではなく、こんなことまでやるの?という活動までしています(周辺の販促物作成だけではなくて、業界のモニタリングや勉強会など)。それは、「想いを包み、未来を創造するパートナーを目指します」という企業理念があるからです。
社内はと言うと、超 人系。社員一人一人が主人公の会社です。

\ こんな仕事をします /
食品包装資材の企画、デザイン、製造、販売、営業をしています。

\ こんな方が働いています /
面接の段階でも入社の段階でも、学歴・年齢関係なく、いろんな人が働いています。高校卒業後に入社した人もいれば、50代手前で転職入社してくる人もいます(年齢制限はあくまで目安で、人間性を見ています)。
どんな新人でも社長でも同じ立場で意見ができる会議(役割、発言が必ず自分に回ってくる)や、これやりたい!と思ったら起案できるノーベル起案という制度があります。そういった風通しの良い会社なので、毎年働き始めて4年の社員が仕切って開催される全社員参加の経営発表会という行事の準備で、4年目に対して社長が「こういうアイディアはどう?」とアドバイスしたけれど「自分たちはこう考えているからこうします。」とはっきり断って自分たちの考えを貫いて無事成功させた というエピソードがあるくらいです。
理念を軸に一人一人の個性や考えで自由に動ける会社なので自ら考えて行動する社員ばかりです。

\ こんな人と働きたいと考えています /
自ら考えて行動することができる(ようになりたいと志す)方と働きたいです。

\ 働くとこんなことが得られます /
経営理念の人間性の項目で「私たちは、挑戦して成長し失敗と喜びを分かち合う仕事場を作ります。」と掲げていますが、この通り成長のためには失敗も通過点という考え方をしているので、失敗を恐れずに挑戦するマインドが養われるのではないかと思います。

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