こんにちは、アカリです。
私は大学中退後に就活を始めたのですが、面接では「受からなきゃいけない」という気持ちが強くありました。
ですが、「ありのままの自分を見せたらいい。そうじゃないとお互いの相性がわからないから。」とステップ就職の担当スタッフさんに言っていただいたおかげで、「ああ、いいんだ」って吹っ切れたんです。

あまりいい思い出のない学生時代

ー アカリさん、こんにちは！就職活動を始めるまでの、学生時代の話から聞かせていただけますか？

アカリ：よろしくお願いします！
幼い頃は話すことに対して苦手意識が強く、人と上手く話すことができませんでした。
小学校ではいじられキャラで、周りからのイジりが度を越す時もあって楽しいとは思えませんでした。
周りの人に嫌なことを言われては泣いていて、学校に行くのが嫌になった時期もありました。

中学校はまぁまぁ楽しかったです（笑）
幼稚園から同じメンバーだったので、少ない人数の中で仲良い人を頑張って見つける、すごい合う訳ではないけど一緒にいるという感じだったのかな、と今振り返ると思います。
高校では誰も知らない環境に行くのが初めてで、全然話せず、最後の方だけ楽しかったかな…。
でも、いい先生に出逢えて、平日の学校終わりや土曜日にも塾のような形で進学する人向けの勉強を教える機会を作ってくれたんです。
先生のおかげで頑張ろうと思えて、それは良かったなぁと思えることです。

ー いい先生との出逢い、よかったですね…！ということは、高校卒業後は進学されたのですね？

はい、大学に進学し英語を選考していました。
でも内容が中学校で習うような簡単なことで、わざわざお金を払って大学に行かなくていいのでは…と面白さを感じられなくなってしまいました。
友達関係も薄いなー、みんな一人でいるのが寂しいから一緒にいるんだろうなーと感じながら過ごしていました。

1年間通いましたが半分くらいは行っていなくて、家庭内も状況が以前とは変わり高校3年生くらいからはお金があまりない状態になっていたので、中退することを決めました。
家庭の経済状況は今後もっと大変な状況になると思っていましたし、その中で私ばかり大金払ってもらい大学行って友達と遊んでいるだけ、ということが気になってしまい…中退して就職することにしました。

大学中退、ステップ就職の決め手は「いい人たちそうだから」

ー なるほど、そのような経緯で就職活動を始めたのですね。就職することに対しては、どのようなことが不安でしたか？

学歴があまりないことです。
学歴は関係ないと思いながらも、中退となったことで「この人は何事も途中でやめちゃう人」と見られるのではないかと不安でした。
あとは、就職することができても自分が続けていけるのか？は不安でした。

ー 不安を抱えながら、就職活動では何をしていましたか？

障がいがある方の施設で働ける求人を見ていました。
大学のボランティアプログラムで障がいがある方の作業所に行ったことがあり、「ありがとう」と言われて、笑顔を見れるのが素敵な仕事だなと思っていたんです。
でも求人のハードルが高そうで受からないと思い、応募まで行けませんでした。
小学生の頃から発展途上国の子どもを見たりして、何かできたらなとずっと思ったりもしていました。

以前からステップ就職の運営会社のグループ会社であるボーダレスジャパンをテレビで見て知っていて、そこからステップ就職を知り、良さそうだなと思ったので相談することにしました。
それがステップ就職を使うきっかけです。

ー そのような経緯で知ってくださったんですね！あやしそうとは思いませんでしたか？笑

あやしいとは思わなかったです（笑）
ステップ就職のグループ会社含めテレビやネットではよく見ていて、中にいる人がいい人ばかりというのは知っていたので、どんな話でもちゃんと聞いてくれるだろうという安心感はありました。

ー よかったです。最初の面談はいかがでしたか？

担当の方がどなたになるか面談前に知れたので、どんな人なんだろうとグループ会社の方の紹介ページを見て、もしかしてヤンチャな人なのかな…？というイメージでしたが、いざ話してみるとめっちゃ優しい人で良かったです（笑）
面談では過去をいろいろ聞いてくれて、面談が終わった後の登録フォームでもこれまでの人生についてやこれからやってみたいことなどを入力する箇所もあり、過去のことを含めた自分自身のことを聞いて受け止めてくれて、その上で就職先を紹介してくれる、すごく考えてくれているんだなと思いました。

利用開始から1ヶ月で内定。会社見学と職場体験が何よりもよかった！

ー 就職先の会社を知る上でステップ就職ならではのステップがあるのですが、印象に残るものはありましたか？

会社見学と職場体験に行かせてもらったのがすごくよかったです。
会社の雰囲気やどんな人がいるかを知ることができたのも大きかったですし、一度お会いして会社の方と話せていたのであまり緊張せずに面接を受けられました。

他のエージェントさんや一般的な就職活動のように、急に紹介されてそのまま面接に行っていたら…と後になって想像すると、その前に会社見学ができたり職場体験ができるという中間のステップがとても大事だったんだろうなと思いました。
これまであまり大人とちゃんと話す機会がなく、苦手意識もあったので、会社見学に行くことはちょっと嫌だなーとは思いながらも、ちょっとだけ楽しみという心境でした。

ー そう感じていただけて嬉しいです！見学と面接は何社ずつ行きましたか？

福祉・介護に興味があったので、介護の会社3社に見学に行き、どこの会社もいい人ばかりで素敵だったので3社とも選考に進みました。
落ちたら落ちたでしょうがないかと思っていたのですが、3社とも内定が出ました。
ちょっとだけ嬉しかったのは嬉しかったのですが、正直、感情は「無」でした（笑）

ー 「無」だったんですね。笑 なぜそのような感情になったのか、もう少し詳しく教えてください。

ステップ就職を利用する前は、面接では自分をよく見せないといけないと思ってましたが、「ありのままの自分を見せたらいい。そうじゃないとお互いの相性がわからないから。」とステップ就職の担当の方に言っていただいたんです。
その言葉を胸に参加した会社見学では、会社の方々がありのままでいいところもそうでないところもオープンに話してくださったので、本当に自分のまんまでいいんだなという気持ちとともに面接に臨めました。

これまでは「受からなきゃいけない」という気持ちが強かったのですが、受からないということは「ありのままの自分がその会社では幸せになれない」ということがわかるというだけで、受からなくてもいいと心から思えるようになって。
いい意味で期待せず、やれるだけやって結果をそのまま受け止めようと思えていたので、内定をもらった時も嬉しい・悲しいといった感情は湧かなかったです。

信頼できる会社に出逢い、いい人に囲まれながら笑顔を増やせる仕事を

ー ありのままで挑んだからということですね…その結果3社受けて3社とも内定、おめでとうございます。その中で入社を決めた会社はどのような会社ですか？

訪問介護の会社です。
ステップ就職を利用してから1ヶ月で内定をいただきました。
会社の中の雰囲気がすごく良くて、お昼休みには皆さんが年齢関係なく仲良く話していて、本当にアットホームです。
見学に行った時もスタッフの方全員が私一人のためにお見送りをしてくださって、社長も誰に対しても態度を変えずに話してくれる、気にかけてくれる、信頼できる方だと思い、この会社に決めました。

ー アカリさんの言葉からも会社のあたたかさが滲み出ていますね。

まだ入社して1ヶ月半しか経っていないですが、週3で池袋の介護の学校に行き資格を取りながら、週2は会社で会社の研修を受けたり、たまに同行したりという毎日です。
でもお給料は満額いただいているので、とても有り難いというか、申し訳ないぐらいです…。
入社してからも働く人はとにかくいい人ばかりなんだなと実感しています。
表面的ではなく、考えてくれる、気にかけてくれる、本当にいい人ばかりです。

ー ステップ就職の担当スタッフはどんな存在ですか？

家族以外で、自分のことを気にしてくれている、見てくれている人がいるのは嬉しいですね。
多すぎず少なすぎず、「最近どうですか？」と連絡をしてくれる存在がいるのも安心します。

ー そう言っていただけて嬉しいです。今後の目標をぜひ…！

今は訪問介護での目の前の利用者さんが笑顔になってくださる機会を少しでも増やせたらと思います。
プライベートの目標は特にないです…（笑）
これからもいい人たちがいるこの会社で仕事を頑張りながら、友達と遊べていたらいいなと思っています。

ー　大学を1年で中退した経験から、学歴に不安もありながら就職活動を始めたアカリさん。活動中もありのままの自分を表現したことでありのままで接してくれた企業と本当の相性が確認でき、納得できる就職先に出逢うことができました。アカリさんらしく仕事の中でも笑顔の輪を広げていかれることを、これからも応援しています！

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