2021.11.19

4日で高校を中退、10年のフリーターを経てIT企業で働くまで 26歳/中卒/タイキ

高校入学後「自分に合わない」と思い4日で退学。その後約10年フリーターを経験していた26歳のタイキさん。
そこから正社員を目指して、ステップ就職を利用して今年の5月にIT企業に就職。
現在、ITのエンジニアとして活躍されているタイキさんに就職活動のきっかけや働く中での心境の変化を伺いました。

目次

  1. ①4日で辞めた高校、10年間のフリーターから正社員を目指すまで
  2.  ▷高校退学からフリーターの出来事
     ▷ステップ就職を見つけるまで
     ▷最初の印象
  3. ②就職活動の開始、1から一つ一つパートナーとこなしていく
  4.  ▷会社見学の印象
     ▷面接までに準備したこと
     ▷面接当日の心境
  5. ③入社後の壁、そして乗り越えるまで
  6.  ▷入社したIT企業の様子
     ▷研修中の壁、そして心境の変化
     ▷これからの目標

4日で辞めた高校、10年間のフリーターから正社員を目指すまで

ー こんにちは。早速、お話を伺えればと思います。まずはこれまでの経歴を伺ってもよろしいでしょうか?

タイキ:よろしくお願いします。元々、どちらかといえば大人しい性格でした。小さい頃から学校が好きではなく、小中ともにあまり通っていませんでした。

高校に入学はしたものの、当時、僕の長い髪を見かけた先生から「髪の毛を切れ」と注意されたり、忘れ物をしたら廊下で立たされたりといったことが初日から立て続けにありました。

注意をされる理由も分からず、ルールに縛られるのが苦痛で嫌気がピークに達した時、ホームルームで先生が発した「高校は無理して行かなくても良い」という言葉が決め手となり、「じゃあ行かなくても良いか」と思い、辞めました。入学から4日目の出来事です。

ー その後はどのような生活を送っていたのですか?


タイキ:その後は地元のコンビニで6年ほど働いていましたが、辞めてカフェや日雇いのアルバイトを一年ほど転々としていました。
そろそろ落ち着こうと考えていた時にたまたま未経験から応募できるITエンジニアの仕事を見つけて、そこでアルバイトとして4年ほど働いていました。

最初は真面目に仕事をしていましたが、会社の体制が変化していき不安定になり、雇用条件や労働条件も変わりました。
次第に「ここで働き続けるのは嫌だ」と思い、ちゃんと正社員として働こうと決めてアルバイトを辞めて、就職活動を始めました。

ー ステップ就職はどのように見つけられましたか?


タイキ:「中卒、正社員」で探していたらたまたま最初にステップ就職が出てきました。
他の転職サイトではこれまでの経歴を登録したり、直接訪問して面談をしないといけないので、時間がかかったりして敷居の高さを感じていました。

一方ステップ就職はLINEで気軽に登録できるという点と、僕の経歴でも合った会社を紹介してもらえると思ったので登録しました。

ー 実際に話してみていかがでしたか?

タイキ:第一印象はふわふわしている感じでした。笑
よく言うとフレンドリーで接しやすく、その反面どこまで頼れるか不安な点はありました。

ただ最初にどう就職活動を進めていくかを話した際に、「できる人のイメージが高いかもしれない。最初からできる人はいないから大丈夫」と言ってもらえたのは安心しました。「自分でも正社員を目指して良いんだ」と思えました。

ー 素直にお伝えいただきありがとうございます。笑 正社員として働く上で不安に感じていたことはありましたか?

タイキ:社会人は責任も非常に重いので、ちゃんと社会人として働けるかどうか、またこれまで年に2回以上スーツを着たことがないほど社会に馴染めていなかったので、自分でもやっていけるかは不安でした。

就職活動の開始、1から一つ一つパートナーとこなしていく

ー どのような会社の見学に参加したのですか?


タイキ:見学には3社ほど参加しました。

アルバイトでエンジニアの経験があったので、これまでのスキルを活かしていければと思いにIT企業を中心に仕事を見ていきました。
どの会社も未経験から働けて一つ一つの説明も丁寧でとても良かったです。その中で2社の選考に進みました。

ー 選考までにどのような準備をされましたか?

タイキ:主な準備は履歴書と職務経歴書の作成と面接の受け答えです。

書類については本当に1から作成していく形だったので、最初にビデオ通話で履歴書と職務経歴書の違いや特徴、履歴書の学歴の欄や職歴の欄の記入方法といった基本的な事から教えてもらいました。

その後は志望動機や自己PRの考え方、書き方について説明を受け、書き進めていきました。

面接の受け答えは「結論から話す」などといった基本的な受け答えの方法や、相手への質問の仕方などを練習していきました。

ー 準備の段階で特に大変だったことはありましたか?


タイキ:志望動機と自己PRです。はじめて書いたので、とてもストレスに感じました。笑

まず、どのように進めていくかわからなかったので、志望動機では「何でその会社が良いと思ったのか」「その会社に入社した後どんな風になりたいのか」などをzoomで一緒に話し合いながらアイデアを出していき、キーワードになる文章を作っていきました。

自己PRでは「会社が求める人材像」から、「自分だったら何が当てはまるか」を考えて、アイデアを出していきました。

最初はどちらも箇条書きで書いていたので、そこから徐々に文章に整えていくのに苦労しました。
一旦できたり、分からなかったらLINEや電話で定期的に文章を送って見てもらい、ヒントを頂きながら作っていきました。

まさに道標のような感じです。笑 そのおかげで2週間ほどで完成できました。

ー 面接当日はいかがでしたか?

タイキ:当日は本当にとても緊張しました。笑

しかし面接官の方が僕の緊張を察して「上手く言おうとしなくても大丈夫」と言ってくれ、肩の力が抜けました。
面接は圧迫面接のような感じはなく、とても丁寧で私のことをしっかり見て、一言一句丁寧に噛み砕いて聞いてくれる感じがしました。

また私が「自分の話ができない」と苦手な点を伝えたところ、「これから社会に出たら自分をアピールする機会も増えるから、自分のことはしっかり説明できるようにしよう」と面接に関係なく、僕のためを思ってアドバイスいただけたのも、嬉しかったです。

入社の決め手の一つにもなっています。
他の会社だったらその時点で落ちている会社もあると思うので。。

ー 内定が出たときはどんな気持ちでしたか?

タイキ:とても嬉しかったです。努力した結果が結びついた感じがしました。

面接の時から境遇や経歴に関係なく、一人の人としてしっかり見てもらえている良い会社ということは伝わったので、この会社で頑張っていこうと思えました。

入社後の壁、そして乗り越えるまで

ー 就職先はどんな会社ですか?


タイキ:IT企業で主な事業内容はインフラエンジニアやテスターを行なっています。
その中で私は検証・評価部門というテスター職として働いています。

社内では目的をしっかり持って働いている方が多いです。会社のイメージは「できる人を雇う」のではなく、「雇った人をできる人にしていく」感じです。なので、研修や研修後のフォローもとてもしっかりしています。
社内の雰囲気もメリハリがしっかりしていてフレンドリーな一面もあれば真面目に働く時は働く、といった感じです。

上司に当たる人もとてもしっかりしていて、頼れる方が確実にいる環境なので、安心して働けています。

ー 安心して働けているのはとても良いですね!研修中の様子も教えてください

タイキ:研修は業種によって様々で、私の場合はテスターの評価検証の部門だったので先輩が作った教材で実際にテスト業務をしながら覚えていきました。

基本的には一人で進めていき、その日の終わりに先輩に成果を見てもらっていました。
事細かに教えてくれる環境で、全然分からないと話すと、分からない点についてしっかり教えてくれました。

ただ、分からないところも「何が分からないのか」は自分から伝えなければならないので、自分で主体的にわからないことを聞くことができる人であればいくらでも学ぶことができる環境だと思います。

ー 研修中大変だったことはありましたか?


タイキ:研修とは少し違うのですが、現場を決めるための面談がとても大変でした。
テスター職やインフラエンジニア職では研修が終わると、本社ではなくお客様先に出向いて働くことになります。
※客先常駐という働き方。自分が所属する会社のオフィスではなく、別の会社(客先)に常駐して働く勤務形態を指す。

そのため、どのお客様先にいくか、お客様を交えての現場を決めるための面談があります。

最初の方も面談では本当に全然喋れず、ずっと言葉に詰まってしまいました。
それを見かねた上司の方が、毎日面談の練習を行なってくれました。

最初は「主語を伝えてから本題にうつる」「結論から話す」「内容が分かる説明方法」「終わり方を曖昧にしない」など基本的なことから、良くない言葉遣いなど6点ほど改善点を挙げてもらい、改善していきました。

ー もしかすると就職活動以上に大変だったかもしれないですね。。。

タイキ:その時期は胃痛が酷かったです。笑
ただ「辞めたくなかったのでやらなきゃ」と思い、なんとか必死について行きました。

そうすると次第に改善していき、良くなった部分は褒めてもらえて、モチベーションにも繋がりました。
最終的にはお客様の企業から話し方についても高い評価をいただくこともできて、1ヶ月ほどで現場も無事に決まりました。

上司の方からも「タイキさんのやる気が伝わり、良い意味で詰め込んだらいけた」と言われ、私としても良い意味で裏切ることができました。笑
また実際に現場に入った際には第一印象はとても大事なので、現場が決まったタイミングで身なりを整えようと思い、自分から髪を切りにも行きました。

ー 自分から進んで行動に移していけるのが本当にすごいです。また高校の頃から比べると、タイキさんが大きく成長しているのが伝わります。


タイキ:現在は現場に入ってまだ短いですが、研修のおかげもあって、自分の仕事をこなす傍ら他のチームメンバーの方に仕事を教えたりもしていて、今はリーダーのようなポジションになっています。

また現場に入った後も営業の方がしっかりサポートしていただけているのも安心です。
何か困ったことがあった時はすぐに対応してもらえています。
お客様のことはもちろん大事ではありますが、それと同じくらい社員が働きやすい環境は整えてくれているのがとても伝わります。

ー 最後に今後の目標を教えていただけますか?

タイキ:ガッツリ稼ぎたいです。
今の会社は評価基準がとてもしっかりしていて資格を取得したり経験が上がれば、その分だけ給与が上がるので、頑張るモチベーションにもなります。

そしてここまで丁寧にフォローをしてくれる会社は滅多にないので、お世話になった分、感謝の思いも込めて、仕事ができるようになることで恩返しにもなると思うので、そういう意味でも頑張りたいと思います。

ー タイキさんの半生や成長ぶりがとても印象的でした。お話しできてよかったです。引き続き応援していますね!


自分に合った仕事選びでお悩みのあなたへ。

専属スタッフが仕事探しのお手伝いをしますので、まずはお気軽にご相談くださいね💡