
春。気温も風景も変わり、新しい人や出来事との出会いも増える季節。
楽しいはずなのに、なぜか心がざわざわ落ち着かない——
そんなとき、あなたはどう過ごしていますか?
春のざわつきは「変化に疲れているサイン」

季節の変わり目は、自分でも気づかないうちに心も揺れやすくなります。
特に春は、出会いや別れ、スタートと終わりが交錯する季節。
“この先どうしよう”という不安や期待が入り混じり、無意識に気持ちが不安定になってしまうことも。
それゆえに、周りの動きが気になるのに自分だけなぜかやる気が出ない…とも感じるかもしれません。
実は春の気温や気圧の変化に順応しようと体も自律神経もフル稼働しているため、「なんとなく疲れやすい」「集中力が続かない」というのも当然のことなのです。
また、進学や就職、異動や転職など、周囲の環境が動きやすい時期は「自分だけ取り残されている」と感じてしまいがち。
でも、その感情は一過性のもの。
そんな時は“今はペースダウンの時期なんだな”と思わせてくれる、静かな本にそっと寄り添ってもらいましょう。
心がふっと静かになる、そんな1冊をご紹介
『手段としての知識をこえて ― 手段からの解放』|國分功一郎(著)
→ Amazonで見る
「この資格を取ればいい」「このスキルがあれば評価される」——
そうして“目的”より“手段”ばかりが重視される現代。
國分さんは、そんな社会の空気に一石を投じながら、
「知ること」「生きること」の意味をじっくりと問い直していきます。
“何者かにならなければ”と“効率”や“目標達成”ばかりに追われてきた自分にとって、
この本は「急がなくていい」「手段のために生きなくていい」と教えてくれるやさしい哲学書です。
本を読む時間は「心の換気」

スマホやPCから離れて、ほんの数ページだけでも本を読む時間を作ってみてください。
ページをめくる音や、紙の感触に意識を向けるだけで、
思考が静かになり、不安や焦りもふわっと軽くなっていきます。
\ お申し込み・ご登録・ご相談はこちらから /
公式LINEアカウント
ご連絡、お待ちしています!