2018.12.15

学歴は中卒、転職も多く経歴に自信が持てないんですが、、

新たな環境に挑戦するのって、誰しも不安ですよね?その時に一歩を踏み出す勇気をくれるのは、これまでの人生での成功体験です。
しかし、失敗ばかりで自分の過去に自信が持てないという方もいるはず。今回はその不安を軽減する為の考え方についてのお話します。

まずは変な思い込みを捨てる

「不登校でほとんど学校には行ってない。高校も途中で辞めちゃって学歴は中卒、こんな自分が就ける仕事なんてない。」と考えている人って結構いますよね。

「ずっとフリーターでアルバイトしか経験したことがない。就職してもすぐに離職してしまい、転職を繰り返している。これだと正社員として採用してくれる会社なんてないだろうな。」と考えている人もこれまた多い。

確かにそういうのを気にする会社もありますが、世の中そんなに捨てたもんじゃないですよ!事実ステップ就職では、中卒の方も多く利用されていますし離職が多い方もしっかりと次の就職を決めています。

自分の過去とどう向き合う?

学歴

採用の際に学歴を重視する会社もあるにはありますが、それはそれとして、注目すべきは見られているのは学歴だけではないという点です。「中卒だから、高卒だから、」など自分の学歴に自信が持てない方にありがちなのが、その間にやってきたことをちゃんと伝えてないこと。

例えば学生時代に不登校だったとしても、何かやってたりしてるはず。部屋に引きこもりゲームを死ぬほどやったので腕には自身があるとか、「なんの為に生まれてきたんだ?」と頭がおかしくなるくらい自分と向き合ったとか、「この人やばいな。でもある意味すげーな!」というユニークな人たちと接っしてきたとか。そういう経験って実は貴重だったりするんです。

「多様性」という言葉があるように、これからは同じタイプの人だけで構成された組織はなかなか成長していけません。様々な個性を持った人たちが集まり、その人たちが個々の強みを発揮しながら仕事をする、それこそが真に強い組織だという時代が来ています。だからこそ、あなたの学生時代の経験は社会や組織の中で大いに活かせる場面があるかも?であれば、そこの部分をしっかりと伝えていくのは重要です。

職歴

例えば一年以内での早期離職が多いとします。これも基本的には学歴と同じ考え方なんですが、短い期間でも何かこれだけは頑張ったというものがあるはず。(思い浮かなばい場合は真剣に思い返そうとしてないだけ。)他のスタッフにはない視点で物事を見れたり、個性的なアイディアを出せるとか、人を見た目で判断しないので職場内でみんなに嫌われている人がいても、自分だけは分け隔てなく接することができるとか。

人に関わることが少ない仕事でも、どういった仕事内容でその中でもこの作業は得意だったとか。スピードは早くないがやる気の波がないので、坦々と仕事を続けられるとか。細かく見ていくとあなたの特徴が役に立ってきた場面がきっとあるはずです。つまり、大切なことは「ダメな過去」として一括りにしないこと。一つひとつ丁寧に分解していくことが大切です。

人は言葉でなく、行動を信じる

ただ、早期離職が多い場合にどうしても会社側が気にするのは「ちょっとつらいことがあると、またすぐに辞めるんじゃないか?」という点。せっかくいいなと思って採用した人がすぐに辞めてしまうのは時間やコスト面だけでなく、心情的にも悲しくなるものです。

ではどうすればいいのか?その答えは「言葉ではなく、行動で示す」ことです。人は言葉よりも、行動を見て判断する生き物。それであれば、自分の思いを行動で示すしかありません。ただ、それを数回の面接や短期間で伝えるのは困難です。その時に有効なのが、職場体験やインターン。実際に一緒に働くことでその仕事に適性があるかだけでなく、職場の雰囲気や人間関係なども分かってその後の定着にも繋がります。

お試し就職を上手く使おう

ステップ就職でも“お試し就職”というのがあって、最長で半年間企業で働きながら適性を確かめることができます。この間は企業側もあなたの働きぶりを見ているのでこれまでの職歴がどうであれ、ここでしっかりとやれるというのを示せれば、相手もあなたを信用してくれるはず。

これまでも、20代の間はずっと引きこもっていたとか、履歴書の職歴欄が大変なことになっているとか、そんな方たちがこのお試し就職での頑張りが認められて正社員になったという例がたくさんあります。

さらにこの間は就活パートナーが悩みを聞いたり相談に乗ったりと、しっかりと伴走してくれます。普段は優しく、でも時には厳しく、あなたのことを考えて全力でサポート。この就活パートナーとのやり取りを通じて、人間的にも成長できたと言ってくれる人もたくさんいます。

自分の過去に自信がないという方も、これまでやってきたことをちゃんと洗い出してみること。そして「自分には可能性がある」と信じて、それを言葉と行動で示すこと。これが重要だと思います。

“お試し就職”について詳しく知りたい方はお気軽にご相談くださいね。

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