こんにちは、かほです。
就職活動をしていると、自分の周りやエージェントの人から就活を進めたほうがいいという圧のようなものを感じ、納得できていない進め方で言われるがままに進めてしまうことってありませんか?私はそうでした。
でもステップ就職は「No」と言えそうな雰囲気でそこに惹かれ、相談してみることにしたんです。
目次
- ①歴史に魅了された学生時代 ▷中学・高校・大学と好きなことを探求していった
- ②大学在学中の就活は勉強と上手く両立できず、中途半端な自分にも嫌気が ▷卒業後はアルバイトで資料館に勤務
- ③卒業後は既卒向けエージェントを使うも、進め方が合わず利用を断念 ▷納得できない就活が続いていった
- ④ステップ就職を選んだ決め手は、安心してNoと言えそうだったから ▷自分のペースで就活ができる場所
- ⑤ステップ就職での就活は、丁寧に自分のペースで進んでいった ▷自分の軸に合った複数の求人
- ⑥自信がなくても、無理に完璧を目指さなくても、この場所はあなたを受け入れてくれる場所だから ▷未経験で初めての業務でも、疑問を解消してくれる先輩がいる
▷幼い頃から人の話を聞いたり話すのが好きだった
▷大学在学中の就活では内定をもらえず卒業へ
▷エージェントに言われるがまま、Noと言えない毎日
▷不安と疲れで就活のペースを落とすことに
▷相談する中で、仕事選びの軸が2つ見つかった
▷自分を自分らしく表現できた選考
▷「迎え入れてくれる雰囲気」を作れる人になりたい
歴史に魅了された学生時代
ー かほさん、こんにちは!就職活動を始めるまでの、学生時代の話から聞かせていただけますか?
かほ:こんにちは。よろしくお願いします!
幼少期は運動はあまり得意ではなかったので、よく絵を描いて過ごしていました。
友だちと話すのもとても好きだったので、休み時間はよく教室内でみんなで話していた記憶があります。
ー 中学・高校・大学は歴史を探究されていたとか?
はい。きっかけは覚えていないのですが、小さい頃からエジプトのピラミッドやお城などに興味があり、中高は歴史の勉強ばかりしていました。
そのため高校卒業後は付属の大学にある美術学部の史学科に入部しました。
史学科では以前から興味のあった歴史を専攻する中で特に中国の美術に興味を持ち、2年次以降は中国美術について学んでいました。
中国の美術は他の美術に比べて、宗教や政治など多くの価値観が混ざり合っている点に魅力を感じていました。
ー 大学時代、勉強以外で何か力を入れていたことはありますか?
大学時代はカフェのアルバイトをしていたほか、元々人の話を聞くのが好きだったので、困っている人の悩みを聞いて何か手助けができればと思い、オープンキャンパススタッフの活動にもとても力を入れていました。
オープンキャンパスのスタッフは2年次から毎年参加し、中には相談に乗った高校生の方が翌年に大学入試に合格して「あの時は相談に乗っていただき、ありがとうございました」と挨拶に来てくれたこともあり、やってよかったと思える瞬間も多かったです。
大学在学中の就活は勉強と上手く両立できず、中途半端な自分にも嫌気が
ー 大学卒業後はどのような仕事をされていたのですか?
大学の資料館で事務員としてアルバイトをしていました。
資料館は在籍していた大学が運営している施設で、主に中国の著作や記念品など様々な資料を展示していました。
資料館に勤めたきっかけはゼミの教授からの紹介で、大学時代は中国語の勉強をしていたので、その知識を活かせるのではと思い、働き始めました。
週4日で働いていて、仕事内容は主に資料館内の資料の整理や確認、資料館にある図書の整理(200冊ほどあります)、資料の解説を作成していました。
事務職に近いので落ち着いて働けていたと思います。
特に大変だったのは展示品の資料の解説で、展示品一つ一つに使ってはいけない用語、使わなければいけない単語が細かく決まっており、調べていきながら文章を作らなければいけなかったのでとても大変でした。
ー 大学時代の学びが存分に活かせそうな仕事ですね!正社員での就職はされなかったのですね?
大学4年生のはじめから就職活動をはじめたものの、一般的な就職活動のペースにあまり納得ができず、ついていくことができずにいました。
次第に「自分なんかが働けるのか」と思うようになっていきました。
夏頃になってからは卒論も始まり、両立が難しくなり、中途半端な自分がすごく嫌になっていきました。
秋頃でも内定はいただけていなかったのですが、留年してまで就職活動をするのは違うと思い、まずは卒業をゴールにして就職活動を休んで卒論を完成させました。
年明けから就職活動を再開したものの、ちょうど2020年の2月頃からコロナウイルスが流行し始めて、一気に採用の枠もなくなってしまいました。
書類選考が通り、面接にいけた会社もありましたが、内定はいただけませんでした。
当時は特定の業界に絞ってはおらず、自分のやっていけそうな仕事を探していました。
主にIT業界やスマホの販売職などです。
自分自身、企業へのこだわりはあまりなく、大学のキャリアセンターから紹介いただいた企業の中からいいと思った企業の選考を進めていました。
大学時代は合計20社以上は受けていましたが結局内定が出ることはありませんでした。
ー 卒論と就活の両立は大変そうですね…卒業後はどのように就活を進めていたのですか?
大学卒業後は、既卒向けエージェントを複数利用していました。
最初に面談をするもののその後話すことはなく、主に求人を送っていただくような進め方だったと思います。
とりあえず選考に進むという感じでした。
エージェントの方に言われるがまま進めていき、一応ハウスクリーニングの会社では最終選考までいけました。
選考の中で1時間ほど業務を体験させていただいた際に、男性社会だったことや重労働ということもあり、期待よりも不安の方が遥かに大きかったのを覚えています。
でも「エージェントの方にせっかく紹介していただいたのだから」とエージェントの顔を立てようと思い、そのままハウスクリーニングの会社は選考に進みました。
しかし結果は最終選考で不採用。
今思い返すと自分の覚悟も足りてなかったんだと思います。
ただ納得いかないまま就職活動が進んでいるように思えて、「なんだか少し煮え切らないなあ」と後味の悪さだけが残りました。
その後も就職活動は続けていたのですが、焦って探していたこともあり、「自分なんかが仕事を選んでちゃいけない」と思い、とても我慢していました。
エージェントの人にも「選んでいる場合ではない。早く決めなければ就職できない」と言われ続けました。
自分を無理やり納得させようと、「やらなきゃいけない」と思うようになっていました。
今当時を振り返ると、「他の人が就職した方がいいと言っているから自分も就職活動をする」という感じで自分の意思では就職活動をしていなかったように感じます。
それからもエージェントからは「次はどうするか」と毎日連絡が。
自分の中では「もう少しゆっくり一つ一つの会社を見ながら進めていきたいんだけどな」と思っていて、本当は何社も選考に進むのではなく、就職をする理由からちゃんと考えたいと思っていたのですが、そういった相談をエージェントに言えない状況で不安と不満が募ってしまいました。
「一度担当の方を変えて欲しい」と伝えたのですが、新しい担当の方もスーツ姿でとてもしっかりしていて、同じような感じでした。
エージェントの方の提案に対して当時、「No」とは言えず、ずっと顔色を伺いながら「はい」と言っていたと思います。
「これ以上はストレスが溜まってしまう」と感じ、最終的には利用を辞めてしまいました。
気づけば大学を卒業してから一年。
がんばって就職活動を進めていたのですが、もう正直疲れてしまっていました。
その後は今のゼミの教授から紹介していただいた資料館での事務員アルバイトを続けることにしたので、就活のペースは落とすことに。
ステップ就職を選んだ決め手は、安心してNoと言えそうだったから
ー ステップ就職はどうやって見つけてくださったのですか?
ステップ就職を見つけたのは2021年の12月でした。
他のエージェントが自分に合わず、自分で仕事を探した方が良いのではと思いつつ、ネットで検索した時に偶然見つけました。
できれば自分のペースで進められるエージェントが良いと思ってエージェントを探していたところ、HPのご利用者の声の中に、1ヶ月で決まった方もいれば1年以上かけて就職された方もいて、年齢も学歴も様々だったことから「ここだったら安心してNoと言えるような人たちがいるかもしれない」と思い、登録をしました。
ー 「安心してNoと言える」を体感していただけて嬉しいです。最初の面談ではどのような話をしましたか?
最初の面談はLINE通話で1時間ほど話をしたのですが、「こんなに話を聞いてもらっちゃって大丈夫かな」と思うほど話を聞いてくださりました。
最初は会社の紹介などは受けず、まずは主にこれまでの人生を学生時代から幼少期まで振り返っていくような流れで話をしました。
話の時々に「なんでその選択肢を取ったのか」「その時どう思ったのか」と質問をしてくださり、自分自身の思いを引き出そうとしてくださっている印象でした。
就活パートナーから「こうすれば良い」というアドバイスはなく、相槌を打ちながら聞いてくださり、「自分のことを知ろうとしてくれる」と思いました。
また、前に利用していたエージェントでは「既卒だから仕事はあまり選べない」と言われていたので、新卒で就職できなかったことにハンデを感じていたのですが、ステップ就職では年齢や学歴に関係なく、様々な方の就職活動をサポートしてくださっていたので、「型にハマらなくていいんだ」と思い、安心できました。
また自分のことを振り返った時に、オープンキャンパスで人の役に立ったことがとても印象に残っていたことを思い出し、漠然とではありますが「人の役に立てる仕事」や「人の話を聞けるような仕事」であれば続けていけると思い、まずはこの2つを軸に会社を探すことにしました。
ステップ就職での就活は、丁寧に自分のペースで進んでいった
ー 素敵な軸ですね。2つの軸に沿って、就活パートナーからはどのような求人の紹介がありましたか?
面談をしてから2,3日後に、就活パートナーの方から求人の紹介がありました。
最初の面談時に話をした「人の役に立てる仕事」や「人の話を聞けるような仕事」という軸をもとにIT企業や介護のお仕事、食品に関わる仕事などを複数社紹介していただきました。
紹介とともに求人について口頭でも細かく説明してくださり、会社の理念、事業内容、仕事内容、給与などの詳細といった順にオンラインで説明をしていただきました。
1時間ほどかけ、どのような人が会社を設立したのかや、実際にステップ就職を通してその会社に入社した方のエピソードなどを詳しく伺え、求人票だけではわからない点を教えていただくことができたと思います。
その中でも1番興味を持ったのは介護の会社でした。
介護の会社は「感動」を理念に元バイオリニストの方やIT企業に勤めていた人など様々な経歴の方が働いていると知り、興味を持ち、まずは会社見学へ進むことにしました。
ー 実際に会社を見学してみて、いかがでしたか?
私が見学に行ったのはその介護の会社のみで、実際に会社へ訪問させていただきました。
まず、私が会社を訪問して感じたのは「自然と陽の光が当たっている温かい施設」という感想でした。
建物がカフェのような見た目でとてもおしゃれで、自然と笑い声が聞こえてくるようでした。
私はそれまで介護施設というと、病院のような冷たい無機質なイメージを持っていたので、建物に入る前から大きく印象が変わったのを覚えています。
会社に入ると、とても元気な挨拶で出迎えてくださいました。
元気で温かい挨拶で、「迎えてくれている」という想いが伝わりました。
見学が開始してからは人事の方が対応してくださり、一対一で話をしました。
人事の方はとても気さくで雑談から将来のこと、人事の方の人生についてなどたくさん話をしました。
半分は雑談だったかもしれません…笑
人事の方が学生時代にアルバイトをしていた場所が偶然私の家の近くという、意外な共通点もありました。
とにかくフレンドリーでいらっしゃって、親身な印象でした。
私からもたくさん質問をさせていただきました。
最初に「なんでも質問していいですよ」と言われたので、素直に私の介護業界のイメージや、仕事の辛い部分や大変な点、残業時間など普段は聞きにくい話も質問しました。
人事の方は残業時間一つをとってもすべての事業所の残業時間など一つ一つ詳細にお答えくださりました。
その日は2時間ほど対応してくださり、とても満足して帰ったのを覚えています。
ー この介護の会社の選考に進むという決断をされましたね!
本当はもう少し別の会社も見てみようと思っていたのですが、介護の会社は今まで出会ったことのないような会社で印象がとても強く、「この会社であればどんな人でも大事にしてくれる、私を迎え入れてくれる」と思い、すぐに選考を受けることにしました。
選考は一次選考と二次選考があり、一次選考は面接のみ、二次選考は面接と1日体験がありました。
一次選考は当初会社に訪問する予定でした。
履歴書と職務経歴書が必要とのことで、早速準備にとりかかりました。
日付や学歴、職歴の書き方から志望動機・自己PRまで、就活パートナーと一緒に作成していきました。
特に志望動機と自己PRを作成するのに時間がかかったと思います。
志望動機は私自身が「会社を選ぶ理由」になるので、見学に行ったことを思い出しながら考えていきました。
就活パートナーと見学の印象について話をしていく中で、会社の中で一番素敵だと思えたのは「関わる全ての人々にたくさんの感動を提供し続けること」という理念でした。
私も学生時代のオープンキャンパスで、「相談に来る高校生の悩みが少しでも良くなるように」と思ってスタッフをしていたので、自分の考えとも近いと感じたんです。
志望動機は理念に共感したことと、理念を通じて自分がどう成長していきたいかを書いていきました。
自己PRは、「自分なんかが求めている人物像に当てはまるのかな…」と思ってしまい当初は全く書けませんでした。
どうしていこうか悩んでいたとき、就活パートナーから「自己PRは強みや特技ではなく、性格などでも大丈夫」とお話をいただきました。
大学時代のガクチカや自己PRでは自分の特技や成果を書くように言われてきたので、自然とプレッシャーがなくなりました。そして私が伝えられることを考え抜いた末、「人の意見を尊重するためにしっかりと話を聞く」と言うエピソードを作成しました。
大体2週間ほどで作成できたと思います。
しかし、一次選考の日が迫っていた矢先、コロナウイルスの感染者が増加しているというニュースを見ました。
思わず、2年前にコロナが流行し始めた時を思い出しました。
「皆が自粛している中、私なんかが選考に行ったら迷惑になるのではないか。」
「自粛している人にも申し訳ない。」
「直接会社にお邪魔してもし感染者を増やしてしまったらどうしよう。」
「2年前みたいにまた受からないのか…。」
日を重ねるごとに不安な感情が止めどなく溢れ出していったのを覚えています。
そして就活パートナーと話をした時に思わず、「選考を受けるのは辞めたい」と伝えました。
すると一つ一つ話を聞いて下さった上で、「選考は辞めない方がよい」と伝えてくださいました。
「会社にとってかほさんの気持ちは決して迷惑なんかではない。しっかり受け止めてくれるから安心してください。」の他にも様々な言葉をかけてくださったと思います。
そして、選考を受けることに決めました。
結果として一次選考はオンラインで受けることになりました。
志望動機と将来どうしていきたいかを聞かれたのですが、正直、緊張していてほとんど覚えてません…笑
緊張しすぎてちゃんと話ができていなかったことだけ覚えています。
でも、そんな私の姿を見ても優しく最後まで面接官の方は聞いてくださっていました。
終わった直後、「これは駄目だ」と思いました。
手応えもありませんでした。
なので、一次選考通過の連絡が来たときは本当に驚きました。
「ここまできたら最後までやり遂げよう」と思い、そのまま二次選考も進みました。
二次選考はコロナウイルスのことも考えて、1ヶ月後に設定してもらいました。
この1ヶ月間は無駄にしたくないと思い、就活パートナーに「1ヶ月間、何を準備していけば良いでしょうか?」と聞きました。
すると、「せっかくなので理念に沿って自分にできる範囲の行動をとっていけたら良いのではないか」と提案をいただきました。
「理念に沿った行動」
最初はあまりイメージが湧きませんでしたが、「関わる全ての人々にたくさんの感動を提供し続けること」という理念を考えた時に「普段関わっている人に何かできることがないか」と考え、思いついたのが家族の手伝いをすることと、職場で素直に自分の意見を伝えられるようにすることの2つでした。
家族の手伝いについては、主に料理や洗濯をはじめとする家事全般を母親の代わりに行いました。
私の母は元々誰かに頼ることは苦手な性格でした。
そんな母は今まで家事をすべてこなしてくれていました。
「誰かのために何かをしよう」と思った時に真っ先に頭に浮かんだのが母の姿だったんです。
これまで20数年の間欠かさず、体調を崩した日も毎日ご飯を作ってくれたり洗濯をしてくれたりと、とてもお世話になっていることに改めて気づけました。
「少しでも支えになりたい」と感じました。思い立った日から夜ご飯を私が代わりに作ったり、気づいたら掃除をしたりしていました。
私の行動を通して「もうちょっと休み休み行ってもいいんだよ」と伝えたかったんです。
職場では自分らしさを大事にし、素直になれるように積極的にわからないことは聞き、自分の意見を伝えるようにしました。
私自身、今までは人と比べ、自分が人よりも優れていなければいけないと思って生きてきました。
今振り返ると職場でも言われたことを淡々とこなしていき、ただ作業をするだけになっていたと思います。
しかし、今までの生き方では自分も苦しくなるし、何より自分自身を大事にしていないのではないかと思い始めました。
そこでまずは「素直になろう」と思い、わからないことはわからないと勇気を持って言うようにしました。
正直、相手にどう思われるかわからなかったのでとても怖かったです。
でも意外と職場の人も受け入れてくれて、前よりも活発にコミュニケーションが取れるようになりました。
そしていつしか自然と自分から意見も言えるようになっていました。
自分の意見が言えるようになると、埋もれていた自分の気持ちにも気づくことができて、「自分がどうしていきたいか」も考えられるようになっていきました。
不思議と前よりも生きていくのが少し楽に、そして楽しくなった気がしました。
一般の会社の選考では「何かをやる」と考えたときに企画や提案などを行うのが普通だと思います。
でも、私は精一杯自分にできることを考えた末、今の目の前のことでできることをやろうと決めました。
そして今振り返っても精一杯取り組めた1ヶ月間だと思っています。
これはステップ就職の選考だったからこそできたのかもしれません。
そして迎えた二次選考。
選考の前はとても緊張していたのですが、体験したデイサービスは一言で言うと、とても楽しかったです。
利用者の方とお話ししたり、塗り絵をしたりなど、ただただ楽しかったのを覚えています。
あっという間に2時間が経ってしまい、会社の方に「終わりですよ」と声をかけられた時は「もう終わりですか?」と思わず言ってしまうほどあっという間に過ぎていきました。
選考なので、私の振る舞いを見られているのはわかっていたのですが、見られていることも忘れるくらい夢中になってデイサービスを体験してしまいました…笑
その場で複数の利用者さまと仲良くなれました。
その後は現場のスタッフと面接を行いました。
面接というよりは懇談のような感じで、聞かれたことは志望動機と体験してみた印象、この1ヶ月間で頑張ったことの3つでした。
この1ヶ月間で頑張ったことは、自分ではやり切ったのですが、会社としてはどんな評価になるのか不安でした。
しかし、すべてお話しすると、ただ一言「素晴らしいですね!理念を理解して実践までしてくれようとしてくださっているのは本当に嬉しいです」ととても褒めてくださいました。
面接官の方は、とても笑顔で聞いてくださったので自然と素で話すことができました。
ただ、自分の中ではあまり手応えは感じなく、「受かるかどうかは半々くらいかも」と思っていました。
やり切ることはできたものの、不安な気持ちがなかったかと言われると嘘になります。
そして1週間後、就活パートナーから結果の連絡が。
「内定です」
驚きました。
人生初の内定だったので、嬉しいというよりは驚きの方が大きかったです。
「どこを評価されたのか?」と疑問に思いましたが、まだまだ荒削りな部分も含めて内定がもらえたような気がして、「これでいいんだな」と少し素直に思えました。
素直な自分を受け入れてもらえたということが伝わりました。
自分の中の何か一つでも認めてもらえたことが本当に嬉しかったです。
「この会社にいていいよ」と言われた気がしました。
自信がなくても、無理に完璧を目指さなくても、この場所はあなたを受け入れてくれる場所だから
ー 就職先はどのような会社ですか?
就職先は介護の会社です。
「感動」を大事にしていて、レクリエーション一つとっても利用者の立場で考えかなりの頻度で新たなイベントを企画したりしています。
一緒に働いている方々はとても優しく、なんでも話せるような環境です。
ー なんでも話せる環境、素敵ですね!どのような業務をされているのでしょうか?
業務の内容はデイサービスを行なっています。
まずは介護の仕事を覚えていくために、一つ一つ先輩について回りながら仕事をこなしています。
私は介護の仕事が初めてなので、わからないことだらけで大変ですが、毎日仕事終わりに振り返りの時間を設けてくださっているので、その日の疑問点が次の日にはなくなっています。
また、仕事も定時で終わるようにしてくださっていて、振り返りの時もできたところをしっかりフィードバックしてくださるので、日を重ねるごとにできることが増えていっている実感があります。
ー 日々できることが増えていると感じられる環境は貴重だと思います。今後の目標を教えてください!
抽象的ですが、私自身が見学に行った時に「迎え入れてくれるような雰囲気」を感じたように、今度は私が「迎え入れてくれるような雰囲気」を作れるようになりたいです。
自分の身の回りの人にも、同じ想いを持ってもらえるようにお仕事をしていきたいと思っています。
そして将来私と同じような状況の方が見学に来て、「迎え入れてくれる雰囲気が伝わった」と言ってもらえたらとても嬉しいですね。
「自信がなくても、無理に完璧を目指さなくても、この場所はあなたを受け入れてくれる場所だから安心してね」と利用者の方にもお客様にも伝えていけたらと思います。
ー 1ヶ月以内の就職も、1年後の就職も。一人ひとりのペースに合った就活ができて強制されないところに魅力を感じ、ステップ就職を利用してくれたかほさん。かほさんらしさが企業にも伝わるような就職活動を就活パートナーと進めた結果、「自分もこんな雰囲気を作れるようになりたい」と思えるようなあたたかい雰囲気の企業に出逢い、就職することができました。目標に向かって頑張るかほさんを、私たちも応援し続けます!
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