「働く」について考えているあなたに、世の中の働く人や素敵な会社をお送りする「いろんな会社、いろとりどりの働く人インタビュー」企画、第3弾です。
いろいろな会社の若手社員の方に、生い立ちや学生時代のエピソード、過去の辛い経験やそれを乗り越えた体験談、現在の会社と出逢ってからの変化、いま笑顔で働くことができるわけなどを語っていただきました。
共感できる部分や、この会社なら働きたいと思える会社をぜひ探してみてください。

未経験で警備の世界に飛び込んだ、入社1年目

ー 早速ですが小山さん、自己紹介をお願いします。

小山さん：株式会社KSPさいたま支社の小山広斗です。
出身地は埼玉の戸田市で、勤続年数は8か月です。

ー 入社1年目なんですね。警備のお仕事は、具体的にどのようなことをされるのですか？

小山さん：仕事内容は車の入庫と出庫、他にも駐車場の巡回も行います。主に歩行者の安全確保ですね。そのほかに巡回中の消化器点検をしたり、お客様に聞かれた場合にはさいたま新都心周辺の道の案内をしたりもします。

サッカー少年、キャプテンも務める中心人物だったが・・・

ー 地域の安全、社会の安全を守るお仕事なんですね！幼少期から現在まで、どのような人生を歩まれてきましたか？

小山さん：モチベーショングラフで表すとこんな感じです。

小山さん：自分では「人に優しくする性格」だと思っています。例えば、誕生日プレゼントをサプライズで用意したり、入学・卒業祝いでご飯に連れて行ったりということをしてきました。自分より人のことを大切にするタイプです。
また、中学校ではサッカー部に所属していて、とても厳しい指導を受けて3年間過ごしてきたので、心身ともに鍛えられました。この経験から、会社でミスをして怒られたりしてもへこまず、改善点を自分で考えて、その後の仕事に生かすように心がけられています。

ー モチベーショングラフを拝見すると、大きく落ち込んでいる時期もありますね。もう少し詳しく教えていただけますか？

① 小学校、中学校時代：サッカー少年団に入り、キャプテンを経験
⇨ 幼稚園からサッカーを始めて、その後のサッカー少年団ではキャプテンとしてチームをまとめていました。中学でもサッカーを続け県大会にも出場、サッカー漬けの毎日を送っていました。

② 高校時代：サッカーをやめて、今度はアルバイトに打ち込む
⇨ 高校に入るとサッカーをやめて、高校生活を満喫しようとアルバイトを始めました。お金を稼ぐのが楽しくて、週6で働いていました。

③ 専門学校時代：専門学校に通うもすぐに中退
⇨ 高校卒業後は、美容師を目指そうと入った専門学校を３ヶ月で中退してしまいました。今まで、続けてきた何かを辞めるということがなかったので、辞める＝挫折と感じて自分の中では大きな失敗体験でした。

④ フリーター時代：やりたいこともなく、フリーターをしながら生活していた
⇨ 専門学校を辞めた後も、特にやりたいことは見つからず、生活費を稼ぐためにしばらくアルバイトをしていました。その時に友人の紹介でKSPを知ります。

⑤ KSPに入社：警備の仕事は初めてで不安はあった
⇨ 入社してからは少しずつ仕事を覚えていくことで、やりがいも出てきました。それに会社の人たちはみんな良い人なので働きやすいです。

ー なるほど、入社前はこういう人生を歩んできて、ついにKSPに入社となるんですね。ちなみに、入社の決め手は何でしたか？

小山さん：専門学校を中退し社会に踏み込み出すのが不安だったのですが、友人から「KSPは職場環境が良いよ」という話を聞いていたので、まずはやってみようと決めて入社しました。あの時に友人が紹介してくれなかったら、今はどこで何をしているのか自分でも分からないですね。

ー そうなんですね！入社してからその後はどうですか？

小山さん：入社前に聞いてた通り、とても働きやすいです。具体的には、休みの日をなるべく希望通りにしてもらえています。また、月に1回は個人面談があり、仕事以外の話もできるので息抜きになります。
入社してから自分でも役に立てていると感じたことは、横浜支社から自分の所属する埼玉支社に戻るときの出来事です。いつもは上司が運転をしているのですが、その日は僕に運転を任してくれました。任されたことも嬉しかったですが、その間、上司は残りの仕事を終わせる時間にもなったようで、帰社時に「助かったよ」と言われました。頼りにされたことが嬉しかったです。

ー 仕事で失敗して落ち込んだ経験はありますか？

小山さん：横浜の方の現場に行く際に一度遅刻したことがあり、この日をきっかけに頻繁に確認と連絡を意識するようになりました。

これからのビジョンを共に考えていきたい

ー 田代さんからみた小山さんはどんな人ですか？

田代さん：小山くんはいつもプラスになるように考えられる人です。入社当初は不安な顔をしており、何を聞いてもはっきりと回答を得られなかったのですが、その後色々な事を経験することで自分で考えられるようになってきました。
質問に対しての返答もはっきりと答えるようになったし、ある程度の事は指示せずとも自身の判断で行えるようになりました。ただ、先のビジョンがあまり見えていないので、これから具体的にどうなりたいかを一緒に考えていきたいです。

ー 小山さんのよさを活かす（輝く）ため、どのように接することを心がけていますか？また、今後小山さんに期待することは何ですか？

田代さん：小山君の良いところはメンタルの強いところで、注意されることがあってもそれを引きずらず、真摯に受け止め改善してくれます。
今後、少数からの隊の責任者を務めて、彼の持ち前のメンタルの強さで隊を引っ張り統率してほしいです。将来小山君がどういう風にステップアップして行くかが実際にわかるよう、月に一度現場だけでなく内勤の業務を行なってもらっています。普段、管理職の立場の人が何をやっているのかを見てもらうためです。

ー 会社の好きなところを教えてください。

小山さん：今の会社の好きなところは丁寧に指導して頂けることや、仕事中も休憩時間も居心地の良い空間であることです。上司からのコメントにもあるように最近では自分でも責任感を持って仕事を行えていると感じています。

ー 今後の人生の目標は何ですか？

小山さん：僕の人生の目標は自分の親のような人になることです。なので、学生時代は勉強をあまりしなかったので、学ぶ習慣をつけるために読書など、簡単なことから始めたいと思います。

ー 若手社員が輝くために、今後会社として実現させていきたいことや目標は何ですか？

田代さん：生きるために働くのではなく、人生を豊かに生きるために働く会社を目指し、価値観・志を共有し誠意を持って行動する人を育ていきたいと考えています。 何が出来ないではなく、何が出来るかを問い実行し、他人とでは無く1年前の自分からどれだけ成長出来たかを確認し合える、そんな社風を目指しています。 その中でも、権利を認め、尊重し、徹底した話し合いで信頼関係を築いて行くことを大切にしています。

目の前の今できることを大切にしつつ、将来のことも考えて真剣に向き合ってくれる素敵な会社でした。小山さん・田代さん、どうもありがとうございました！

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