2018.08.04

正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトの給与や条件の違いとは

正社員の方が安定しているというのはなんとなくわかるけど、20代前半の月収はバイトとあまり変わらない。就職しちゃうと自分の時間の確保が難しそう。どの働き方が自分に合っている?正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイト、それぞれの給与と条件を比較してみました。

正社員の方が安定しているというのはなんとなくわかるけど、20代前半の月収はバイトとあまり変わらない。就職しちゃうと自分の時間の確保が難しそう。どの働き方が自分に合っている?
正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイト、それぞれの給与と条件を比較してみました。

正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトは何が違う?

正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイト。雇用形態が違うというのはなんとなくわかるけど、違いがよくわからない。
まずは、それぞれの特徴と最近の働き方について整理してみます。

正社員とは
雇用期間の定めがなく雇われている社員。基本的に1日7~8時間程度のフルタイムでの勤務が多いが、最近では時短や週3程度の勤務でOKの会社も出てきている。

契約社員とは
正社員に準じた仕事内容が多いが、契約期間は有期契約で半年~3年程度であることがほとんど。契約更新時期は、昇給のチャンスでもあるが、企業や部門の状況により必ずしも雇用契約が更新されるわけではない。定年後に再雇用される嘱託社員などもこの分類に入る。給与体系は、日給・月給が多い。

派遣社員とは
人材派遣会社に雇用されて、就業先の企業(派遣先)の仕事をしている人。給料や社会保険は派遣会社から支払われる。仕事の期間、内容が決められているので自分のペースで仕事がしやすい特徴がある。中長期的な契約で派遣されるケースと、イベントや日雇い派遣などのように短期で派遣されるの種類がある。

パート・アルバイトとは
「パート」と「アルバイト」に違いはない。企業に直接雇用されている、時給制で働く働き方。

正社員以外は、基本的には契約の期間に定めがある「有期雇用」ですが、法律が改正されて契約社員や派遣社員、パート・アルバイトも「無期雇用」に転換できるようになりました。
契約更新されて通算5年以上の期間、同じ会社に雇われている場合、労働者側からの申し入れにより無期雇用になることができる。というものです。
でも、それはパートが正社員になる、というわけではありません。今まで有期契約で更新時には仕事がなくなってしまう可能性があった、というのが、そのリスクがなくなったというだけです。

雇用契約による給与の違い

退職金を考慮せず、高卒で40年間働き続けた男性の場合の生涯賃金
正社員:約2億730万円
契約社員:約1億1,126万円
派遣社員:約9,926万円
アルバイト:約6,384万円(時給950円で月20日、7時間働いた場合)

※参考:ユースフル労働統計 2017

正社員では、時間あたりの賃金が年齢が上がるにつれ上がっていく傾向があります。20代前半の手取り月収では、派遣社員の方が高いケースがありますが、ボーナスで大きく差がついてきます。
契約社員の場合は、昇給がどのくらいあるかと、ボーナスの有無によって生涯賃金には大きな差が出てくるでしょう。
派遣社員は、契約社員やアルバイトに比べて時給がよい傾向がありますが、派遣先への交通費も込みになっている場合はその分出ていくお金も大きいので要注意です。
アルバイトは、働いた時間に応じて稼ぎが変わってきますが、働きぶりや勤続年数に応じて時給が上がっていってもごくわずかなので大きく差が出てきてしまいます。

上記の結果はあくまで平均的なモデルですが、雇用形態によってこれだけ変わってくるとは驚きですね。

雇用形態による条件の違い

法定内福利厚生と言われる社会保険などの話や、家賃補助や家族手当などの手当などの法定外福利厚生は、企業によって様々です。
この記事では、各雇用形態での福利厚生などについて一般的な情報をまとめています。

正社員
社会保険(労災保険、雇用保険、健康保険、厚生年金保険)が完備されている場合がほとんど。交通費支給もほとんどの企業でされる。企業によっては、家賃補助や家族手当などがある。
ただし、週の労働時間が短い勤務(時短労働者、週3勤務者、パラレルワーカーなど)では社会保険に加入させてもらえない場合もあるので、要確認。

契約社員
社会保険、交通費支給も正社員と準じてあることが多い。転勤などが多くの会社でない代わりに、家賃補助などの手当がないことが多い。

派遣社員
人材派遣会社の規定により、社会保険の加入は要確認。派遣先企業の福利厚生は使うことができない(例えば、レジャー施設の割引・優待や、社員持ち株会など)。派遣会社によっては、交通費が給与に含まれている場合もある。

アルバイト
週の労働時間や従業員の数によって、社会保険に加入できるかどうかが変わってくる。正社員の3/4以上の勤務日数と時間働いているか、次の条件を満たす(①週20時間以上働き、②従業員501名以上の規模で、③月8.8万以上の収入のある、④1年以上雇用されることが見込まれる、⑤学生以外)人であれば、健康保険・厚生年金保険の加入対象になる。

将来、家を持ちたい人や、家庭を持ちたい人にとっては、社会保険やローン・クレジットは気になるところですよね。ちなみに、正社員のほうがローンやクレジットの審査は降りやすく、子育てしながら働く場合でも保育園に入りやすいなどの実態があります。

年金や、健康保険や、雇用保険も普段は全く意識しませんが、いざ病気になったり、失業したり、障害を負って働けなくなったときにはありがたいもの。自分で納めて国民年金や国民健康保険に加入するというのも1つの手ですが、社会保険に入れると納付漏れもなくなるので気持ちが楽になります。

まとめ

どのような働き方を選ぶのかは、人の人生そのもの。
働きすぎて疲れた時は、自分の働ける時間に合わせて働く方法を選ぶのもいいでしょう。仕事以外にやりたいことがある場合は、必要なときだけ働けるような働き方だってあります。
雇用形態も、そのときの自分の状況に合わせて選べるようになりたいですね。

こうやって違いを見てみると、正社員が安定していると言われる理由もわかります。
将来のことを考えて、フリーターから正社員を目指す人も少なからずいるのではないでしょうか。いまは経験がなくても、就職することができる企業が増えてきています。
ステップ就職では、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトから正社員を目指す人の就活を応援しています!

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